偶然の出会いから、会社の「売上」を担う係長へ。パート入社から新規事業を牽引するまでの軌跡
2018年にパートスタッフとしてエヌエス・テックに入社したSさん。現在は係長として、主力事業である製造派遣領域のコーディネート業務に加え、新規事業であるエンジニア育成領域の採用・労務管理まで幅広く担当しています。
パートスタッフからキャリアをスタートさせ、係長へと昇進したSさん。彼女が抱く仕事への熱い想いや自身のキャリアの変遷について、本音で語っていただきました。
「まずは無理のない一歩」として選んだ職場と面接官が語った嘘のない言葉
―パートスタッフとしてエヌエス・テックの選考を受けたきっかけを教えてください。
新卒で入社した旅行代理店で約4年間働いていました。当時はかなり忙しく、自分のペースを保つのが難しくなってしまい、一度区切りをつけようと退職しました。そのあと、不運にも事故にあってしまい入院生活をしておりました。
リハビリを通して体力的にも問題なかったため、少しずつ「また外に出て働いてみようかな」と思えるようになった頃、「まずは無理のない範囲で働こう」といった考えで、自宅から通いやすい仕事を探していたのです。その中でたまたま出会ったのがエヌエス・テックでした。事業所の雰囲気が良さそうだったこと、そして前職で電話対応を経験していたこともあって、「ここなら無理なくスタートできるかも」と感じて応募したのがきっかけです。
当時は大きなキャリアプランがあったわけではなく、「まずは一歩踏み出してみよう」という気持ちでした。でもその一歩が、今につながっていると思います。

―エヌエス・テックに入社を決めた「決め手」は何だったのでしょうか?
面接でお話ししたときに、「あ、この人たちとなら気持ちよく働けそう」という感覚があったことが一番の決め手でした。
当時対応してくれたのが、今の上司であるIさんで前職の経験や仕事の価値観が近くて、初対面でも変に構えることなく話せたのです。
それだけじゃなく、仕事の良いところだけでなく大変な部分もきちんと伝えてくれたことで、「ここは誠実に向き合ってくれる会社なんだな」と感じられたのも大きかったですね。
私自身、旅行代理店でさまざまなお客様に向き合ってきた経験があったので、「人の力になる」という部分にも共通点を感じました。
“ここなら自分の経験を活かしながら、無理せず前に進めそうだな”──
そう思えたことが、エヌエス・テックに入社を決めた理由です。
一番応募が集まる部署で毎日100件の応募に対応
―パートスタッフとして働いていた時の業務を教えてください。
パートスタッフとして働いていた頃は、面接の日程調整や、以前登録された方へのお仕事のご案内など、採用まわりの基本的なサポート業務を担当していました。
当時は今のような採用システムを導入していなかったため、履歴書を一つひとつ確認しながら、相手に伝わりやすいような文面を工夫してショートメッセージを送っていたりと、地道な作業が中心でした。パートとしての役割をきちんと果たすことを意識しつつ、できる範囲で丁寧に対応していた時期でした。
―正社員登用のきっかけは何だったのでしょうか?
パートスタッフとして働いて1年ほど経った頃、本社の採用部署で人手が必要になり、日々の業務で慣れていた社内システムや、求職者の方とのやり取りの経験を活かせそうだということで、声をかけていただきました。
異動のお話をいただいたとき、「新しいことに挑戦するのもいいかもしれない」と思えたのと、会社としても前向きにチャンスを広げてくれているのを感じて、そのタイミングで正社員として働くことを決めました。振り返ると、“自分のペースでやってきたことが自然と次のステップにつながった” という感じに近いです。
周りを巻き込み、売上に直結する新規事業にも携わる

―現在の具体的な業務内容を教えてください。
現在は係長として、「製造派遣領域」と「エンジニア育成領域」の3つのチームをまとめています。メンバーの育成や日々のフォローにも関わりながら、現場での気づきを共有し、チーム全体が動きやすくなるよう調整するのも役割のひとつです。
製造派遣領域では転職市場の動きも少しずつ変化している中で、求職者の意向を丁寧に踏まえながら、入社につながりやすい流れをつくることを意識して進めています。
人材紹介会社さまとの連携を密にしつつ、その時々に合ったアプローチでスムーズに入社まで伴走するよう心がけています。
エンジニア育成領域では約1年前に始まった新しい事業で、採用業務に加えて、入社後の勤怠管理や契約手続きなど、労務面も含め幅広く携わっています。部署として初めての取り組みが多く、わからないこともまだ多いですが、関係部署の方々に相談しながら、一つひとつ形にしている段階です。まだ手探りな部分もありますが、成果につながりやすいように、フローの見直しやできるところから少しずつ整えているところです。
「できないなら私がやる」からの脱却。部下を育てる中で気づいたマネジメントの本質

―正社員そして係長とステップアップする中で、苦労されたことはありますか?
いちばん苦労したのは「マネジメント」でした。役職に就くことが初めてで、当時は自分の業務をこなしながら部下を育成するという二つの役割を同時に担うことに戸惑いがありました。
私はもともと「自分が動いたほうが早い」と抱え込みがちなタイプで、その結果、任せるべき場面でもつい自分が前に出てしまうことが多かったんです。
でも、そのやり方ではチームとして成長できないと気づき、少しずつ任せ方や関わり方を見直していきました。
うまくいかないこともありましたが、部下一人ひとりの考え方や強みを知り、状況に合わせてサポートの仕方を変えることで、チームとして動けるようになってきたと感じています。
―マネジメントの課題をどうやって乗り越えたのでしょうか?
自分で抱えこんでしまってはチームの成長につながらないと上司からの指導や会社の研修を通じて段々と気づくようになりました。そこで、自分が前に出るのではなく、部下一人ひとりが自分の力を発揮できるように関わり方を変えていきました。
任せる範囲を段階的に広げたり、成功体験をつくるための小さなゴールを用意したり。そうした工夫を積み重ねていくうちに、チームとして成果が出やすくなり、自分自身も「人を育てることで成果を出す」というマネジメントの面白さを感じられるようになりました。
振り返ると、この経験を通して一番身についたのは、相手を深く理解しながら最適な伝え方を考える力です。今の自分のマネジメントの土台になっていると感じています。
―チームを率いる上で大切にしていることは何ですか?
チームを率いるうえで大切にしているのは、「相手の立場や背景を理解したうえで関わること」です。約9名のメンバーと動く中で、同じ状況を見ていても受け取り方や感じ方は人によってまったく違うと実感してきました。
だからこそ、表面的な行動だけで判断するのではなく、その人がどんな価値観で仕事をしているのか、どんな不安ややりがいを抱えているのかを丁寧に拾うようにしています。
本音では、毎月じっくり対話の時間をつくりたい気持ちがあります。ただ、現状ではどうしても難しい場面もあるため、メンバーと関わる一つひとつの時間を大切にしながら、状況に応じたフォローを心がけています。
採用担当として人生を変える手助けがしたい
―長く採用業務に携わられていますが、その魅力は何でしょうか?
採用の仕事の魅力は、「人の人生の節目に関わり、その選択を後押しできること」です。
求職者のこれまでの経験や価値観を丁寧に受けとめながら、「この人が一番輝ける環境はどこか」を一緒に探す。そのプロセスそのものが、私にとって大きなやりがいになっています。
さらに、採用は採って終わりではありません。

入社後にその人がしっかり活躍できるように、育成やフォローをどう設計するかもとても大切です。メンバーがつまずきやすいポイントや、成長しやすい関わり方を考えながら、その人の力を引き出していくこの“育てる”工程まで含めて採用だと思っています。
また、市場の変化やデータを分析し、「どうすれば必要な人材を採用できるか」「どうすればチームとして成長できるか」を戦略的に考える面白さもあります。
人の人生と、組織の未来。その両方に向き合えるところに、この仕事ならではの魅力を感じています。
―仕事をする上で大切にしている信念はありますか?
私が仕事をする上で大切にしている信念は、「目の前の人の可能性を諦めないこと」と「任された役割に責任を持ち、やり抜くこと」です。
パートとして働いていた頃、所持金が1,000円しかないという求職者の方から連絡をいただき、「その1,000円で来られる場所でお会いしましょう」と面談を設定したことがありました。
環境に恵まれていなくても、チャンスさえあれば人生は変わる。そう信じて行動したあの経験は、今も私の仕事の軸になっています。
役職が変わり、採用だけでなく育成やチーム運営も担うようになった今は、目の前の人が“その人らしく活躍できる状態”をつくることを、自分の責任として受け止めています。
求職者であっても、部下であっても、人が前に進む瞬間に関われる仕事だからこそ、向き合い方に手を抜かない。それが私の変わらない信念です。
自ら考えられる人ならエヌエス・テックでなりたい自分になれる

―今後の目標を教えてください。
今後の目標は、担当しているエンジニア育成事業と、これまで続けてきた製造領域の採用、そのどちらの領域でも着実に結果を積み重ねていくことです。
エンジニア育成はまだ発展途上で、決して楽な道ではありません。
それでも、一人でも多くのメンバーが現場で自信を持って働けるように、小さな改善を積み重ねながら、事業を少しずつ前に進めていきたいと思っています。
採用の製造領域では、波がある中でも安定して人を送り出せる体制づくりが必要だと感じています。完璧にはできていない部分も多いですが、目の前の課題に一つひとつ向き合いながら地道に取り組んでいるところです。
大きなことを言えるほど余裕はないのですが、エンジニアと採用の両方で“去年より良くなる”を積み重ねて、チームとして少しでも前に進めたと胸を張れる一年にしたいそんな気持ちで仕事に向き合っています。
―最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
エヌエス・テックには、自分の「こうなりたい」をしっかり育てられる環境があります。
私自身も、ここで日々新しいことを吸収しながら成長してきました。
大切にしてほしいのは、まっすぐに学ぼうとする気持ちと、自分で考えて動いてみる前向きさです。
完璧じゃなくて大丈夫。一緒に悩んで、一緒に挑戦していける人と働けたらすごく嬉しいです。そしていつか、気づいたら自然と支え合える、そんな関係になれたら最高です。