現場を知るからこそ、描ける未来がある。「現場×本社」の視点で社員の成長を牽引する研修企画担当者の想い
「人の人生を、良い方向へ変えるきっかけになりたい」という想いを胸にエヌエス・テックへ入社したOさん。新卒入社後、製造請負・派遣の最前線で労務管理やスタッフフォローを経験し、現在は本社にて全社員や派遣スタッフを対象とした研修の企画・運営を担っている。
現場のリアリティと経営の視点、その双方を知る彼だからこそ実現できる「人が育つ環境づくり」とは。人材育成にかける想いと、プロフェッショナルとして仕事への向き合い方についてお話しいただきました。
人と向き合い、モノづくりを支える。「両立」という選択
―まず、現在の役割について教えてください。
現在は管理部にて、全社的な教育研修の企画・運営を担当しています。具体的には、新たに入社される方への導入研修や、キャリア形成を支援するeラーニングの運用、製造業で働く上での安全衛生教育などです。
これまでは業務部で、派遣スタッフの皆様の労務管理や企業の営業担当を行ってきました。現場で培った「一人ひとりのスタッフと向き合う経験」が、現在の全社的な仕組みづくりのベースになっています。

―新卒での入社当時、どのような軸で企業を選んでいたのでしょうか?
就職活動の軸は大きく2つありました。一つは、「人と深く関わり、誰かの人生の転機になれる仕事」であること。単に商品を売って終わりではなく、その先にいる人の人生にも寄り添えるような仕事に就きたいと考えていました。
もう一つは、「モノづくり」への関心です。私自身、プラモデルやフィギュアなど「形あるもの」が好きで、日本のモノづくり産業に貢献したいという想いも同時に抱えていたのです。
そうした2つの軸を持ち、就活を続けていくなかで出会ったのがエヌエス・テックでした。「人の成長に寄り添うこと」と「モノづくりを支えること」。この一見異なる2つの領域に関われる企業だったので、エヌエス・テックに魅力を感じました。
―数ある企業の中でエヌエス・テックに入社を決めた理由をお聞かせください。
面接で「私の本質」を見てくれたことが大きな決め手でした。当時の私は、決して就職活動が器用なタイプではなく、自己PRなども得意ではありませんでした。しかしエヌエス・テックの面接は、履歴書の表面的な経歴をなぞるのではなく、「Oさんはどういう人間なのか」「何に熱意を持つのか」という内面に向き合うような対話だったのです。
事前に提出した応募書類に記載している情報をもとに深掘りをする形式でした。就活当時の他社の面接では、書類の情報を改めて自分の言葉で全て説明する必要があり、コミュニケーション能力や自己アピール力を見られている感覚があったのです。
しかし、エヌエス・テックの面接は書類の情報に触れる程度で、より内面的な質問が多く、私自身に向き合ってくれている感覚を得ました。この会社は「何ができるか」だけでなく「どうありたいか」を見てくれる会社だと感じ、ここでなら自分らしく働けると確信し、入社を決めました。
現場の声を翻訳し、組織の力に変える「橋渡し役」

―現在担当されている研修業務において、現場時代の経験はどう活きていますか?
現場経験が最も生きているのは、本社と現場の「橋渡し」ができることです。現在多くの派遣スタッフを抱える当社では、コンプライアンス遵守やスキルアップのために、トップダウンで実施すべき施策が数多くあります。しかし、それをそのまま現場に落とすだけでは、業務の妨げになったり、スタッフの負担になったりすることは珍しくありません。
私は現場管理の経験があるので、「このタイミングでの研修実施は現場が混乱する」「この伝え方ではスタッフに響かない」といったことは容易に想像できます。
―具体的にはどのような工夫をされているのでしょうか。
経営層からの「こうあるべき」という方針を、現場が理解できるよう、わかりやすい言葉に翻訳して届けることを意識しています。
例えば、法令で定められた研修であっても、単なる義務として伝えるのではなく、スタッフ自身のキャリアや給与アップにどう繋がるかを明確にします。また、現場の所長たちとは営業時代からの信頼関係があるので、現場の繁忙状況を考慮しながら、最も無理のないスケジュールや実施方法を調整します。
「現場で課題になるであろうこと」を事前に解決し、組織としても「最大の成果を出す」ための土台を整えること。これが、現場を知る私の役割だと自負しています。

「社会人としての基礎」が、未経験者の自信になる
―研修企画において、特に重視しているポイントを教えてください。
一番大切にしているのは「未経験からでも安心してスタートできる基盤づくり」です。
当社には、工場勤務が初めての方や、社会人経験が浅い方も多く入社されます。そのため、専門的な技術研修の前に、挨拶や身だしなみ、SNSリテラシー、安全確認といった「社会人としての基礎力」いわゆる「人間力」の育成に力を入れています。
なぜなら、基礎ができているスタッフは、配属先での成長が圧倒的に早い。
「聞く姿勢」や「コミュニケーション」がしっかりしている方は、現場で配属先など一緒に働く方から信頼を得て、仕事をどんどん任せてもらえるようになります。その結果、あらゆる配属先で活躍でき、正社員へのステップアップやリーダー職へ抜擢されるケースも数多く見てきました。
そのため、スキルが無くてもまずは研修を通じて「自信」を持って現場に出てもらうこと。それが、スタッフを守り、活躍を後押しする最初の一歩だと考えています。

―派遣先の環境について不安を持つ求職者もいそうですね。
その点はご安心いただきたいですね。現在はコンプライアンス意識の高い大手優良企業様が中心で、労働環境は非常に整備されています。当社としても、クライアント企業と対等なパートナーシップを築いており、スタッフの安全や権利を守るための協議は徹底して行っています。例えば、派遣先企業とともに、座学から実技まで学べるような環境を整備しています。「人を大切にする企業」とだけお取引をする。これも当社の譲れないポリシーです。
また、派遣先には2人の相談役がいるような体制を構築しているので、スキルと生活など、スタッフのあらゆる悩みを解決できるようにしています。例えば、仕事の具体的な指示や技術的な相談は派遣先の上司に、一方で「仕事の悩み」や「生活の悩み」など、派遣先には直接言いづらいことはエヌエス・テックの担当者に相談できる。この「逃げ場のない状況を作らない」ことが、未経験の方の安心感に繋がっていると考えています。
「何者でもない」あなただからこそ、何色にでもなれる

―今後、人材育成の面で挑戦したいことはありますか?
一人ひとりに合わせた研修をできるようになりたいと考えています。全員に対して同じ研修をやることも大事だと思うのですが、伸びしろがある人にはより高度なマネジメント研修を、専門性を磨きたい人には技術研修をといった教育体制を構築したい。つまり、個々の可能性を最大化する仕組み作りに挑戦したいですね。
そのために、現在行っているように、現場と本社のギャップを埋める動きをしていき、ゆくゆくは、働くメンバーの個性や特徴の理解を深めていきたいと考えています。
―最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
今、「自分には強みがない」「やりたいことが分からない」と悩んでいる方にこそ、エヌエス・テックに来てほしいと思っています。
世の中には「何者かにならなければならない」というプレッシャーがあるかもしれません。ですが、最初から自分の「色」が決まっている人は少ないのです。私自身もそうでしたが、目の前の仕事に誠実に向き合い、仲間やスタッフと関わる中で、後から自然と自分の色が作られていきます。
当社には、未経験を受け入れ、その人のペースでの成長を待てる風土があります。目標ややりたいことが見つかっていなくても構いません。選考の場やご入社後の研修・面談で、ぜひあなたの想いやなりたい将来像について気軽に相談してください。まだ何色でもない皆さんを彩るために、私たちが全力でサポートします。