飲食店、鳶職、そして製造現場へ。「人と関わることが好き」な私が、派遣スタッフの支え手になるまで。
大学卒業後、飲食店でのフリーター生活や鳶職を経て、エヌエス・テックへ入社した I さん。
自動車関連会社の工場勤務を経て、現在は現場で働くスタッフを支える業務担当として活躍しています。自分が決めたことをやり抜く性格で、人と関わることが好きな I さんに、キャリアの変遷や仕事に対する想いについて語っていただきました。
接客業の経験から人と関われる製造業を志望した
―エヌエス・テックに入社する前の経験について教えてください。
大学1年の頃に飲食店でアルバイトを始めたのですが、実は元々かなり内向的な性格でした。最初はうまくいかないことも多かったのですが、1年、2年と続けるうちに、お客様との会話が楽しみに感じられるようになり、接客業が好きだと気づけました。
仕事に慣れてくると、自分からお客様に話しかけることが増え、常連の方々と親しくさせていただく機会も自然と増えていきました。人生経験が豊富なお客様も多く、知らない世界の話を聞けるのが新鮮で、気づけばアルバイトが生活の中心になるほど夢中になっていました。
大学4年生の時に当時働いていた飲食店の店長が独立することになりました。その店長のおかげで「自分は人と接するのが好き」と気づけたので、感謝の気持ちから、大学卒業後もその店長のお店でアルバイトをさせていただくことにしました。ある日店長から「大学を卒業しているなら、飲食店以外の職業も経験した方がいいんじゃないか」と背中を押してもらいました。
その言葉をきっかけに就職活動を始め、エヌエス・テックから内定をいただきました。製造派遣として工場で働くことが決まっていたため、入社までに体力をつけておく必要があると思い、飲食店のお客様だった建設会社の会長さんにお願いし、半年間限定で鳶職として働かせていただくことになりました。
鳶職は朝6時半に家を出て8時半に朝礼が始まるなど大変でしたが、様々な会社から職人さんが集まって仕事をするので、多様な方に触れて刺激を受けたのは今でも覚えています。

―エヌエス・テックに興味を持ったきっかけは何だったのですか?
飲食店で働いている時に、「スイッチを入れるだけで、どうやって火が出るんだろう」「中の仕組みはどうなっているんだろう」と厨房にあった製氷機や調理器具の仕組みに興味を持ったのがきっかけです。
身近にあるものに対する素朴な好奇心から、モノづくりに関われる仕事を探し始め、エヌエス・テックに辿り着きました。
モノづくりに関われる仕事はたくさんありますが、将来的に業務担当として多くの人と関われるキャリアパスがあることが決め手でした。また、面接時に会社のことを包み隠さず話してくれたことも大きかったです。質問に対して曖昧な回答が一切なく、信用できる会社だと感じました。
協力できる仲間を自ら見つけ、きつい時期を乗り越えた

―エヌエス・テックの研修内容について教えてください。
エヌエス・テック入社後は、約1ヶ月間本社でインパクトレンチを使ったボルトの締め方など、工具の使い方について基礎から教えていただきました。丁寧に指導してくれたので、現場に出てからも大きく困ることはありませんでした。
その後、自動車関連会社で4日間の安全管理研修が行われました。特に印象的だったのが、「止める、呼ぶ、待つ」というルールの徹底です。研修中にボルトを落としてしまい、本来は社員の方を呼んで待つ必要があるのですが、次の人の番が始まっていたので自分で拾って戻してしまいました。その際、社員の方から厳しく指導を受け、ここまで徹底する必要性を詳しく教えていただきました。「製造の現場ではここまで徹底して安全管理を行っているんだ」と身をもって知ることができました。
安全管理に関する研修が終わった後は、担当する工程ごとに分かれてOJT形式で仕事のやり方を学びました。

―大変な仕事だったと思うのですが、なぜ乗り越えられたのですか?
研修後、車の組み立て工程に配属されましたが、最初の1〜2ヶ月は仕事に慣れず大変でした。飲食店や鳶職は自分のペースで仕事ができますが、工場ではライン作業になるため流れてくるものに自分の作業ペースや移動速度を合わせる必要があり、かなり大変でした。
そんな環境でも辞めなかったのは、「きついからあいつは辞めた」と周りに言われたくない一心からでした。工場では数ヶ月で辞める人は多くいたので、周囲は気にしていなかったかもしれませんが、自分が決めたことを曲げたくないという思いで頑張っていました。
また、気の合う人が見つかったことも大きかったです。同じ工程や工場に配属された方に自ら話しかけ、自分と価値観が合いそうだなと思う人と支え合いながらきつい時期を乗り越えました。慣れてしまえば何とも思わなくなるのですが、慣れるまでの期間が大変でしたね。
現場で働いていた時にして欲しかったことをスタッフへ

―業務担当へキャリアチェンジしたきっかけは何だったのですか?
エヌエス・テックに入社したのは、工場で黙々と働きたいからではなく、将来的に業務担当として多くの人と関わる仕事がしたいという想いからでした。しかし、1年経っても会社から異動や今後のキャリアについての話がなく、「このまま工場でずっと働き続けるのか」と漠然とした不安を抱えていました。
このままではいけないと思い、業務担当の方に自分から「どうやったらキャリアチェンジできるんですか?」と相談しに行きました。「エヌエス・テックで業務担当として、製造現場の経験を活かしてスタッフを支えたい」と話したところ、すぐに話が進み、約3ヶ月ほどで名古屋事業所の業務担当として働き始めることができました。
この経験があったからこそ、業務担当となった今でもスタッフの悩みやキャリアについては積極的に相談を受けるようにしています。
―業務担当の現在の業務内容について教えてください。
現在は業務担当として、スタッフの採用業務の一部から入社案内、寮の手配、現場への送り出しまでを担当しています。現場に送り出した後も、勤怠管理や相談対応、契約更新の手続きなどを行う立場です。多くのスタッフを、常駐管理者と協力しながら担当しています。
こうした現場スタッフと関わる仕事をしていると「Iさんがいるから悩みを抱え込まずに働けている」と感謝の言葉をいただいたり、担当しているスタッフが長く働いてくれたりすると、「この人たちのやりたいことを支援できている」と実感でき、業務担当としてのやりがいを感じます。毎日新しい方が入ってくるのですが、「また楽しそうな方が来たな」「この方はどういう考え方をする人なんだろう」と、一人ひとりと向き合うことが楽しいです。
一方で、中には派遣先工場とスタッフの認識のズレにより衝突が発生することもあり、こうした認識のズレを解消するのは大変でもあります。実際に派遣先工場とスタッフの両方にしっかりと耳を傾けてみると、お互いの伝えたい情報が少し違った形で伝わっているケースがほとんどなんですよね。だからこそ、スタッフの悩みにしっかり耳を傾け、派遣先工場との間に入って認識のズレを解消することを大切にしています。

―業務担当として大切にしていることは何ですか?
工場で働いていた際、正直に言えば業務担当の方に「もっと積極的に声をかけて欲しかった」、「キャリアについて相談に乗って欲しかった」という不満がありました。その不満をスタッフの方に抱かせないように、できることは何でもするようにしています。
周りからは「スタッフを甘やかしすぎ」や「スタッフが自分でやればいいんじゃない」と言われますが、働きやすい環境で長く働いてもらえることが業務担当として一番の幸せなので、できる限り支援するようにしています。
また、自分は工場で働いた経験があるので、スタッフにアドバイスする際は、実体験に基づいた内容を心がけています。
業務範囲が広いエヌエス・テックで入社後にやりたい仕事を見つけよう

―今後、取り組みたい業務について詳しく教えてください。
現在は一つの工場だけを担当しているため、他の取引先に行く機会はありません。そのため、今後は担当する取引先を増やし、関わる人をさらに増やしたいと考えています。
また、私は地元が岡山県なのですが、もしエヌエス・テックが岡山に拠点を構えることがあれば、立ち上げの段階から携わりたいという思いがあります。
「地元に貢献できることはないか」という気持ちはずっと持っているので、地元の企業や人と関わる機会をつくりながら、自分が担当するスタッフと一緒に地域に貢献できたら嬉しいです。
―最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
エヌエス・テックは携われる業務範囲が広いため、自分に合った仕事が必ず見つかります。製造の現場では、黙々と作業に集中したい人に向いていますし、業務担当は人と話すことが好き、誰かの役に立ちたいという人に向いています。
私自身も内向的な性格でしたが、飲食店の経験を経て、人と関わるのが好きだと気づくことができました。これは現在業務担当として、人と関わり、サポートをしていても感じています。なので、今やりたい仕事が見つかっていない方やなりたい姿が思いついていない方はエヌエス・テックでいろんな仕事を経験してみてほしいです。
私が工場勤務から業務担当にキャリアチェンジしたように、想いや熱量があれば辞めなくても色々な職種にチャレンジできるのがエヌエス・テックの魅力です。やりたいことや自分の価値観に合わせた柔軟なキャリアを用意しているので、まずは応募してみてください。その中できっと自分にあった道が見えてくるはずです。